2021年2月1日発刊の東愛知新聞に掲載されました

中部経済新聞20211008

「ONODA」に社名変更

ー 豊橋のヘリオスホールディングス、さらなる事業拡大目指し

海外でプリペイドガスメーターの設置などをしている「ヘリオス・ホールディングス」(豊橋市東森岡2、小野田成良社長)は1日、社名を「ONODA(オノダ)」に変更する。
 
創業者の小野田社長の名字が新社名の由来。中央の「O」には、「ご縁がつながる」「一本筋の通った」「日本(Nihon)と世界(Diversity)の橋を架ける」などの意味を込めた。
 
同社は2003年に設立。アジアを中心に前払い式のプリペイドガスメーターを設置しており、バングラデュでは、JICAの円借款天然ガス効率化事業で26万台を設置した。昨年12月には12万代の追加受注に成功した。
 
同国では、これまで定額制で使い放題だったが、メーターを設置したことで使用量に応じての料金となり、使用量が4割ほど削減。余ったガスを商業施設や工場に共有できるようになったという。同国ほか、インドネシア、メキシコでも商談を進めている。
 
国内事業では、イギリスで生まれた細長い形状の湯たんぽ、ラグジュアリーホテルで採用実績のあるタオルなど、「世界に眠る逸品」の販売を手掛けており、大手百貨店などと取引がある。4月には東京のギンザシックスに直営店を出店する計画だ。
 
これらの成果が評価され、219年度には「はばたく中小企業・小規模事業者300社」「日本ギフト対象~文化交流促進賞」、2020年には「JAPANコンストラクション国際賞」、豊橋商工会議所の「環境経営賞最優秀賞」を受賞している。
 
小野田社長は「社名変更を契機に、新たなステージを目指して尽力し、事業を拡大していく」と決意する。

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